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Market order

成行注文とは、利用者が金融商品(例えば、通貨ペア)を時価で売買する指示を出す事を言います。この注文の展開はポジション開設を意味します。注文実現過程は取引と言います。

通貨ペアの取引を実現する為にダイアログボックス「Make Deal」(取引遂行)があります。このウィンドウは次の手順で空ける事が出来ます。

  • 情報ウィンドウ「Market watch」(現時点での相場)マウスの左ボタンを取引を行いたい通貨ペアの上で2回クリックします。
  • 「Chart」(ウィンドウ「グラフ」)を通じてマウスの右クリックを押し、メニューの中から「Make deal」を選択します。
  • 以下の情報ウィンドウのコンテクストメニュー(必要な通貨ペアを選んで下さい)からも出来ます:「Market watch」「Sum open positions」「Open positions」「Account history」「Orders」「Order history」。
  • メインメニューの「Trade」から「Make deal」を選んで下さい(通貨ペアはダイアローグボックスから選ぶ必要があります)。

「Make deal」で利用者は具体的な通貨ペアの名称を見る事が出来(通貨ペアは変える事が出来ます)、売買の為のAsk(買い)とBid(売り)の価格を知るこ とが出来ます(直接「BUY」と「SELL」ボタン上に表示されています)。BidとAskの隔たりはスプレッドと言いそれぞれの金融商品で決まっていま す(ピップス、もしくはポイント。通貨の最小単位でEURUSDの1ポイントは0.0001)。

取引を行う為に利用者は次の指示を出さなくてはいけない。

  • 基軸通貨を基準にした取引量
  • ロックポジションの有無
  • 利食い注文の追加の有無。チェックを入れ価格を指定してください。
  • 損切り注文の追加の有無。チェックを入れ価格を指定してください。
  • 想定される価格乖離を視野に入れた取引執行の設定(チェックを「By any price」に入れて下さい)。「Deviation」に数字を入れるかどんな価格「Any」でもかを選んで下さい。

その後、「SELL」もしくは「BUY」を押してください。取引ウィンドウは取引サーバーからの返事が来るまでロックされます。買いはAskの価格で、売りはBidで行われます。

その後、「SELL」もしくは「BUY」を押してください。取引ウィンドウは取引サーバーからの返事が来るまでロックされます。買いはAskの価格で、売りはBidで行われます。

操作の結果が別の「Success」と書かれたウィンドウに表示されます(ウィンドウは「Ok」を押すと閉じます)。

  • それに簡単な説明と金融商品が表示されます。
  • 取引番号(サーバーの確認番号)
  • 通貨取引量
  • 決済(二番目の)通貨の取引量

ロックポジション、利食いと損切り、想定される価格乖離の設定は必ずしも必要ではありません。お好みでお選び下さい。

利食いと損切り注文は取引量など取引している成行注文に関係しています。それらの注文は成行注文のポジションが開いている間有効です。それらを変更したり 取り消したりする事も可能です。金融商品の価格が指定された価格に達すると、設定された注文は実行され、ポジションは閉じられます。

利食い注文は買いの時は買った値段よりも高い価格で、売りの時は売った値段よりも低い価格で実行される指値注文です。

損切り注文は、買いの時は買った値段よりも低い価格で、売りの時は売った値段よりも高い価格で実行され、逆指値注文です。

それらの注文は成行注文に近い価格(BidまたはAsk)では設定できません。課買う設定の最小幅はそれぞれの金融商品で決まっています(普通はスプレッドの大きさと同じ値)。

提示された価格からの想定される乖離での取引は、急激に変化する市場、悪い通信状況で、利用者が常に「価格が変わりました」と言う返事を受け取る状況で用いられます。その様な時には考えられる価格乖離を想定して取引できます。